『のはなしに』伊集院光

前作より、お笑い要素は少し減ったと思う。けど、思わず唸ってしまう話が多かった。私はラジオのリスナーなので、ラジオで聞いたことある話もあるけど、こうして文章で読むとまた違った味がある。些細な、けれど譲れないこだわりというのは誰にでもあるもので、他人から見たらそれがどんなにばかばかしくても、本人にとっては重要なこと。それって結局自分語りじゃん、と言えばそうだけど、それを他人に読ませる力があるというのが芸人、芸能人という人なのでしょうか。第三弾も期待します。