2007-01-01から1年間の記事一覧

12月の読了本

『半眼訥訥 (文春文庫)』高村薫 /新聞などに書いた文章をまとめた本。単行本化を想定していなかったとのことで、かなり牽強付会も目立つ。内容は「団塊世代がいかにも言いそうなこと」。この作者にしては意外だった。 『にぎやかな眠り (創元推理文庫)』高…

11月の読了本

『星虫 (ソノラマ文庫)』岩本 隆雄 /SFだから敬遠していたが意外に素直な「ボーイミーツガール」だった。よかった。 『おひとりさまの老後』上野千鶴子 →【感想】 『モロッコ水晶の謎』有栖川有栖 /相変わらずだなぁ、と安心して読める本格。 『贅沢な出張…

『静かな黄昏の国』/篠田節子

静かな黄昏の国 (角川文庫)作者: 篠田節子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/03メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (16件) を見る篠田節子は短編ホラーがいい。 『静かな黄昏の国』は、『夏の災厄』系のバイオホラー「リトル・マーメイ…

2月〜10月に読んだ本

思い出したので追加。小説は日本のを5冊(内マリみて2冊含む)に対して翻訳11冊。私にしてはかなり読んだ。 『夏服を着た女たち 講談社文芸文庫』アーウィン・ショー→【bk1】 表題作はよかった。 『おばちゃまはイスタンブール 集英社文庫 』 ドロシー・ギル…

2月〜10月に読んだ本

↓のエントリ以外で、思い出した順番に。思い出したら追加。 『 損料屋喜八郎始末控え 文春文庫』山本 一力→【bk1】 初山本一力。評判に違わず面白かった。また読みたい。 『 からくりアンモラル ハヤカワ文庫 JA』森 奈津子→【bk1】 忙しい中、現実逃避の…

覚書

ここ1〜2ヶ月に読んだ本『ダリアハウスの陽気な幽霊 (創元推理文庫)』キャロライン・ヘインズ 『わらの女(創元推理文庫)』 カトリーヌ・アルレー 『失踪当時の服装は (創元推理文庫)』ヒラリー・ウォー 『マダム・タッソーがお待ちかね』ピーター ラヴゼイ…

1月の読了本

『風が強く吹いている』三浦 しをん→【bk1】 『薄闇シルエット』角田光代→【bk1】 『リアルワールド (集英社文庫)』桐野 夏生→【bk1】 『下妻物語 完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』嶽本 野ばら→【bk1】 『あなたの町の生きてるか死んでるか…

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します →【bk1】

通勤・通学等の行き帰りで目にする壊れかかったレストラン。廃墟と思いきや営業している!?そんなアヤシゲなお店に小説家と漫画家が挑んだレストランエッセイ。…と、企画は面白そうなものの、実際のエッセイは、内輪ネタばかり。この作者の身内をネタにした…

2006年の総括

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2006年は129冊読みました。今年も面白い本に出会えますように。 面白かった本↓論争には興味ありません。私は面白かったと思うし、泣きました。 『容疑者Xの献身』東野 圭吾 →【bk1】 どの作品…