2011-01-01から1年間の記事一覧

ここんとこの読了本

今年最後の更新になるでしょうか。今年もお世話になりました。 一年の総括(個人的に)。 震災がありました。 三浦哲郎はゆっくりと読み進めています。 図書館戦争を読みました。 児玉清さんが亡くなりました。 ゴーストハントリライト版が終わりました。 図…

I'm reading now… 三浦哲郎 『三浦哲郎自選全集 (第4巻) 笹舟日記・草の宴』

ここんとこの読了本

石持浅海 『人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス)』 樋口有介 『夏の口紅 (角川文庫)』 小峰元『プラトンは赤いガウンがお好き (1978年) (講談社文庫)』 三浦哲郎 『雪の音 雪の香り―自作への旅 (新潮文庫)』 柳美里 『8月の果て〈上〉 (新潮文庫)』『8月の果て…

ここんとこの読了本

丸山正樹 『デフ・ヴォイス』 第18回松本清張賞の最終候補作。テーマは手話および障害者とその犯罪…かな。テーマは重たいけれど文章は読みやすく物語も分かりやすく展開します。なかなかアクの強い人物が多く登場するので同じテーマでなくても続編を読んでみ…

ここんとこの読了本

長沢樹『消失グラデーション』 第31回横溝正史ミステリ大賞 大賞受賞作。叙述と言っていいのかな。面白かったし驚いたがネタバレになるのでこれはあまり語れない。 佐藤青南 『ある少女にまつわる殺人の告白』 第9回このミステリーがすごい!大賞 優秀賞 受…

I'm reading now… 辻村深月『凍りのくじら (講談社ノベルス)』

ここんとこの読了本

小野不由美,いなだ詩穂 『ゴーストハント 7 扉を開けて (幽BOOKS)』 幸せな時間(リライトとはいえ隔月で小野主上の新刊が読める)は終わってしまったのね(涙) この巻は名言が多いです。 辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)』『冷た…

I'm reading now… 辻村深月 『冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)』

ここんとこの読了本

北森鴻,浅野里沙子『邪馬台―蓮丈那智フィールドファイル〈4〉』『親不孝通りディテクティブ (講談社文庫)』 「邪馬台」蓮丈那智をまだ読めるなんて思わなかった。遺稿の後を継いだ浅野さん、ありがとうございました。解説のエピソードは本当に切ない。 さて…

ここんとこの読了本

佐倉 淳一『ボクら星屑のダンス (角川文庫)』 テレビ東京賞…でしたっけ?受賞作でドラマ化もされたそうな。私はドラマは見ていないけど、映像が浮かびやすい物語でした。受賞作を加筆訂正して文庫化とのことですが、文章はとても読みやすかった。一気に読む…

ここんとこの読了本

山田彩人 『眼鏡屋は消えた』 鮎川哲也賞受賞作。書きなれてない感はあるけど読後に不思議な印象の残る作品でした。最初からずっと鼻につく主人公の文体も最後のこのために用意されていたものだとすれば、すごい。

ここんとこの読了本

京極夏彦 『邪魅の雫 大磯・平塚地域限定特装版 (講談社ノベルス)』 5年積んじゃいました。5年たらあなた、生まれた子が5歳になる年月ですよ…ってこれよく聞くけど当たり前のことだよね。んなこたどうでもい。百鬼夜行シリーズ最新刊読んじゃいました。わざ…

ここんとこの読了本

京極夏彦 『ルー=ガルー ― 忌避すべき狼』 2を読んだけどきれいさっぱり忘れていたので再読しました。2まで、物理的な時間は10年経っているけど物語は全く違和感なく続いていて大変びっくりしました。読んだ当時のことを全く覚えていないのが惜しい。「…

ここんとこの読了本

京極夏彦 『分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)』『分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(下) (講談社文庫)』 前作をすっかり忘れていたので、読み返してからのがいいのかも。INPOCKET…

こここんとこの読了本

西澤保彦 『殺す (幻冬舎文庫)』 『猟死の果て』の改題だったと知らず購入。でもすっかり忘れていたので新鮮に読めました。原題及び改題の通りまぁ、人が死ぬこと死ぬこと。100ページ読んでも一人も死なないミステリにイラっと来た人にオススメ。初出は相当…

ここんとこの読了本

近藤史恵 『あなたに贈る×(キス)[新装版]』 理論社が民事再生法を申請したことはなんとなく覚えている。他の業種と違って出版社の場合、無条件に応援したくなってしまうが、作家にはこんなことが起きていたのか。ちっとも知らなかった。…というのは本編…

ここんとこの読了本

安田依央 『たぶらかし』 トウの立った…もとい、表舞台に出なかった小早川志緒その後。すばる新人賞だったかな?これで新人?と思うような達者な文章でした。作者に主張はあると思うけどそれを全面に出さないところがとてもよかった。 望月諒子 『大絵画展』…

ここんとこの読了本

ウイルキー・コリンズ,中村能三 『月長石 (創元推理文庫 109-1)』 長かった…。頑張った自分を褒めてあげたい。解説によるとこの作品はミステリか否か論争があるらしいが、私はミステリであるとは思わない。というかミステリを期待してこの長さを読んだら壁本…

ここ半年の読書傾向

なんとなく数えたので晒してみる。 2月 13(4) 3月 0(0) 4月 24(0) 5月 23(13) 6月 20(11) 7月 16(11) 8月 13(2) 読了本をここにアップしてるわけだが、アップした月で集計した。これによると3月は一冊も読んでないことになるがもちろんそんな…

ここんとこの読了本

近藤史恵 『サヴァイヴ』

ここんとこの読了本

小野不由美 『ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)』 西澤保彦 『スナッチ (光文社文庫 に 16-4)』 渡辺容子 『エグゼクティブ・プロテクション』 三浦哲郎 『野の祭 (1979年)』

ここんとこの読了本

若竹七海 『ポリス猫DCの事件簿』 有川浩,徒花スクモ 『別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)』 菅野彰,南野ましろ 『帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく』 穂村弘『本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)』 上林暁『上林暁傑作小説集『星を撒…

ここんとこの読了本

初野晴『空想オルガン』 三浦哲郎 『三浦哲郎自選全集 (第1巻) 忍ぶ川 風の旅』『三浦哲郎自選全集 (第2巻) 海の道』

ここんとこの読了本

トマスハリス,Thomas Harris,高見浩『ハンニバル(上) (新潮文庫)』『ハンニバル(下) (新潮文庫)』 プイグ,マヌエル・プイグ,野谷文昭『蜘蛛女のキス (集英社文庫)』 穂村弘 『現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)』

ここんとこの読了本

佐藤泰志 『きみの鳥はうたえる (河出文庫)』 大崎梢 『背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)』 桐野夏生『白蛇教異端審問 (文春文庫)』 篠田節子 『讃歌 (朝日文庫)』

ここんとこの読了本

有川浩,徒花スクモ『 別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)』 ゲロ甘 宮部みゆき 『チヨ子 (光文社文庫)』 最後の作品がいい意味で期待を裏切られた。まさかそんなオチとは。 三浦しをん 『仏果を得ず (双葉文庫)』 佐藤泰志 『海炭市叙景 …

ここんとこの読了本

有川浩,徒花スクモ 『図書館革命 図書館戦争シリーズ (4) (角川文庫)』 本編が完結。寂しいけれどだらだら続けられるよりよかったのかな。最後は長編。原発へのテロが起きた、という冒頭シーンは今読むとあまりのタイムリーさに絶句してしまった。とはいえノ…

ここんとこの読了本

小野不由美,いなだ詩穂 『ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (幽BOOKS)』 だんだんリライト箇所が少なくなってる。…それにしてもあと2冊か!時の経つのは(以下略) 島田荘司『透明人間の納屋 (ミステリーランド)』 有栖川有栖 『虹果て村の秘密 (ミステリーラン…

ここんとこの読了本

殊能将之『子どもの王様 (ミステリーランド)』 面白かった…というのは、ちょっと違うかもしれない。読み終えて暫くぼんやりしちゃうくらいだった。私が子どもだった頃、これを読んだらどう思っただろう? この物語の主人公は「ショウタ」。普通に元気で心や…

ここんとこの読了本

佐藤友哉『デンデラ (新潮文庫)』 フリッカー式以来のユヤタンだが、読んで驚いた。なかなかいい。解説で法月氏も書いているが、登場人物(人物以外も)の徹底的なペラさ。あえて共同体の主張の全面対立を描かずに崩壊させたところなどがとてもよかった。た…