9月の読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:4446
ナイス数:44

R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室 (新潮文庫nex)R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室 (新潮文庫nex)感想
nex一冊に収まりきってない。伏線を全て回収しなくても疑獄事件にフォーカスを当ててわかりやすい物語構成にしてもよかったのでは(じゃなければ上下巻)。設定が勿体ない。折角イラストもいいのだからぜひ続いては欲しいです。
読了日:09月29日 著者:古野 まほろ
殊能将之 未発表短篇集殊能将之 未発表短篇集
読了日:09月29日 著者:殊能 将之
3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)感想
二階堂、これ、死亡フラグじゃないよね?(彼の場合シャレにならない)そして島田さんかっこいい…林先生が本当に好きなのは島田さんなんじゃないの!?っていうくらい島田さんかっこいい。(大事なことなのでry)ひなちゃんは桐山くん婿養子でそのまま川本家に同居ということで結婚でどうだ。あれ?今回主人公薄い?
読了日:09月29日 著者:羽海野チカ
あぶない叔父さんあぶない叔父さん感想
某探偵(表紙でシルエットになってる)は、彼が登場することで被害者が増えると専らの評判ですがそれを逆手に取った(?)作品。叔父さんと某探偵の間に関係は恐らくないんでしょうけど。ど田舎というほどではないが適度に閉鎖的な街と狭い人間関係の中で起こる事件。無理やり「めでたしめでたし」でまとめる主人公。というか本当にめでたしだと思っているところが怖い。ブラックだなぁ、本当に。
読了日:09月25日 著者:麻耶 雄嵩
聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)
読了日:09月24日 著者:中村 光
鬼灯の冷徹(25) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(25) (モーニング KC)
読了日:09月24日 著者:江口 夏実
きのう何食べた?(13) (モーニング KC)きのう何食べた?(13) (モーニング KC)
読了日:09月24日 著者:よしなが ふみ
影裏 第157回芥川賞受賞影裏 第157回芥川賞受賞
読了日:09月24日 著者:沼田 真佑
白い衝動白い衝動感想
主人公はスクールカウンセラー奥貫千草。物語に関わるのは殺人衝動を持つ少年と、猟奇事件の前科者と、他にも夫や妹、大学の師などちょっと盛り込みすぎ。結局その衝動についても「ある」という結論。特殊性癖くらいにしておいてもよかったんじゃないか。自分の近所に入壱要が住んでてもいい?それがこの物語のテーマ「包摂」。ゆうても入壱要は精神鑑定で責任能力ありとされて実刑判決を受けた加害者。これが責任能力なしで医療観察保護になった加害者だったら…。…カウンセラーって受容と共感、傾聴を言い聞かせていないとできない仕事だなぁ。
読了日:09月18日 著者:呉 勝浩
ふたつの星とタイムマシン (集英社文庫)ふたつの星とタイムマシン (集英社文庫)感想
作者の小説に登場する女性は概して強い。その結論を出すまでにうじうじするしその過程が物語になるのだが、結論まできちんと自分で出してしまう。その点あゆむ君はだめだね!ってそこがいいのかな?これはちょっと近未来のお話って解釈した。タイムマシンはあるけど東京仙台間の交通費はかかるし、そして一瞬で移動するという設定もなかったと思う。だったら遠距離恋愛にならないもんね。いろいろあっても、やっぱり好きって気持ちがあればいいよね。あの石、私もちょっと欲しいなぁ(笑)
読了日:09月17日 著者:畑野 智美
金田一少年の事件簿R(13) (講談社コミックス)金田一少年の事件簿R(13) (講談社コミックス)
読了日:09月16日 著者:さとう ふみや
七つ屋志のぶの宝石匣(5) (KC KISS)七つ屋志のぶの宝石匣(5) (KC KISS)
読了日:09月16日 著者:二ノ宮 知子
ラブセメタリーラブセメタリー感想
木原音瀬のことだから覚悟はしてたけど見事に救いがない。物語の主人公たちは、好きでマイノリティになった訳じゃない。のに存在することさえ許されないのか。そんな彼らを作者は肯定も否定もしないで淡々と描写するのはある意味残酷かもしれない。せめてエピローグが救いかな…。この本の中で一番幸せな人が一番無自覚だけどね。
読了日:09月10日 著者:木原 音瀬
ベイビー、グッドモーニング (角川文庫)ベイビー、グッドモーニング (角川文庫)感想
スニーカー文庫を出しなおすのは卑怯と思いつつ買ってしまう。生と死という重いテーマを扱いながら、どこかコミカルで静かで綺麗。死神という設定が既にファンタジーなので、物語上変な感動的な奇跡が起きないところがよかった。
読了日:09月09日 著者:河野 裕
まろ、ん?―大掴源氏物語まろ、ん?―大掴源氏物語感想
あらすじを巻毎に理解するのにいい。敢えて難を言うと、光源氏をここまでデフォルメするなら女たちもそうすればよかったのに。所々家系図を入れてフォローはあるけど。あらすじものでは省略されがちな和歌も入っていて分かりやすくてよかったです。
読了日:09月09日 著者:小泉 吉宏
処刑の丘処刑の丘感想
舞台は1920年代のフィンランドで歴史が背景になってるから知識ない人は先に訳者解説を読むといいです。現代の感覚だと驚くような社会だけどそれでも庶民(特に女性)は生きていくという力強さを感じた。ミステリーというよりは、水上勉推理小説という感じ。魅力的なキャラクターはいっぱい登場するけどあまりにも時代や文化が今の私のそれと違いすぎて戸惑う気持ちの方が強かった。
読了日:09月06日 著者:ティモ・サンドベリ
テロテロ感想
少ない人数が犠牲になることで、大勢が助かるのなら、さてどちらが正義かという永遠に答えの出ない問い。巻末の講演記録も大変読み応えがあった。いつも忘れそうになるけれど、過去の大きな犠牲の上にこの自由はある。それを忘れてはいけない。
読了日:09月05日 著者:フェルディナント・フォン・シーラッハ
「いじめ」をめぐる物語 早穂とゆかり「いじめ」をめぐる物語 早穂とゆかり感想
リア充グループに入りたくても入れなくて笑われて、それでもこちらを認識してくれたことが嬉しくて。いわゆる「いじめ」って単純に加害者、被害者の構図じゃないってことをこれを読んで思い出した。被害者にも非はあるし、加害者には悪意がないこともある。これは早穂視点で描かれているけれど、ゆかり視点だったらどんな物語になっただろう。昔のアイドルの早穂に会いたい気持ちと、あのころ言えなかった(自分でも気づかなかった)ことを言いたかったというだけで、いじめ返したとも違う気がするんだけど、どうだろうか。
読了日:09月02日 著者:辻村深月
ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)感想
多分どこにも「普通」の人はいない。そこからはみ出している部分が大きいか小さいかの違いだと思ってる。大きくはみ出している人がいるとしても、周りに大きな迷惑をかけるのでなければ特に矯正とか治療とか必要ないと思う。それを、おかしいと言う権利は誰にもない。
読了日:09月02日 著者:辻村 深月
モディリアーニにお願い 2 (ビッグコミックス)モディリアーニにお願い 2 (ビッグコミックス)感想
ぐ、し、け、ん、よ、う、こ、う、には腹抱えて笑った。今回も表紙とても素敵なのに書影が表示されないもったいない!どの話も大好きだけど、もっくんの話。彼を信頼し、彼に信頼される仲間の関係がとてもいいなと思った。ネタバレ回避のため曖昧にしか書かない。まだ2巻だし、美術に興味なくても全然大丈夫。ものをつくるひと、作らざるを得ない人、つくりたいひと、つくりたいけどつくれないひと、すべての人に。
読了日:09月02日 著者:相澤 いくえ
OFF AIR~イエスかノーか半分か~OFF AIR~イエスかノーか半分か~感想
この二人の関係だからいいけど、クリスマスプレゼントが自分の実家へ帰る新幹線のチケットって夫婦間でやったらある意味地雷だよなぁと思う。とはいえこの話が一番好きだ。江波じいの思わぬゲスト出演(と言っていいのか?)にも、にんまり。
読了日:09月02日 著者:一穂 ミチ
パッとしない子 (Kindle Single)パッとしない子 (Kindle Single)感想
誰をイメージして読むかは世代が問われるところかな。私は中居くんだった。有名人が母校に行くってテレビ番組でも実際あるし、私はないけど同級生とかが有名人だったらいろんなとこでいろんな人に言っちゃうだろうなぁって思う。それがこの展開…。悪意がないだけに余計に悪いというか救いが全くない。さすが辻村深月…。
読了日:09月01日 著者:辻村 深月
竜の学校は山の上 九井諒子作品集竜の学校は山の上 九井諒子作品集
読了日:09月01日 著者:九井 諒子
天上の飲み物 (Kindle Single)天上の飲み物 (Kindle Single)感想
Kindleアプリで読んだ。この人(人じゃなかった…)BOSSのジョーンズ(だっけ?)のイメージ。可笑しいのにほろりとさせられる。人間同士だって、明日、1年後、30年後一緒にいられる保証なんてない。だから今を大事にしたい、なんて気持ちになった。
読了日:09月01日 著者:三浦しをん
純白のライン シティ・マラソンズ純白のライン シティ・マラソンズ
読了日:09月01日 著者:三浦しをん

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