10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:7767
ナイス数:56

鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)
読了日:10月31日 著者:有栖川 有栖
からくりがたり (幻冬舎文庫)からくりがたり (幻冬舎文庫)
読了日:10月29日 著者:西澤 保彦
蜃気楼の犬蜃気楼の犬
読了日:10月29日 著者:呉 勝浩
湖の男湖の男
読了日:10月28日 著者:アーナルデュル・インドリダソン
拾った女 (扶桑社文庫)拾った女 (扶桑社文庫)
読了日:10月25日 著者:チャールズ ウィルフォード
トオリヌケ キンシ (文春文庫)トオリヌケ キンシ (文春文庫)
読了日:10月22日 著者:加納 朋子
ミステリークロックミステリークロック感想
表題作が長すぎる。ハウダニットで、特に表題作はそのトリックがかなり複雑で説明に枚数を割かれるのは当然だし(表や図を入れるなど工夫はありそこはよい)そこが主眼だと思うからいいのだけれど。全体的にフーダニットにあたるエピソードはいらないと言ったら極端か?刑事コロンボ形式が一番分かりやすいのだが。シンプルな短編で読みたい。あとamazonさん表紙の真ん中にシール貼るのはやめてもらえないか…。
読了日:10月22日 著者:貴志 祐介
太宰治の辞書 (創元推理文庫)太宰治の辞書 (創元推理文庫)
読了日:10月21日 著者:北村 薫
慈雨慈雨感想
作者が描きたい物語はわかるけど粗がありすぎる。主人公の元刑事が悔いている過去をひっぱりすぎ。現職の刑事が主人公に捜査情報を流しすぎだし流さなければならないほど主人公が優秀という説得力皆無。後に思いつきを話すけどそれくらい現役が気づいてよというレベル。容疑者リストを2日かけて自宅でエクセルに入力しそのUSBメモリを持ち歩く点はもうどこから突っ込んだらいいのか。娘のエピソードは唐突に見えるし、冤罪の償い方にも疑問。最初から左遷覚悟で独自調査すればよかったのに露見するまで口を噤んでいたのでは同じことでは。
読了日:10月20日 著者:柚月 裕子
開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)
読了日:10月17日 著者:山本 巧次
セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太郎セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太郎
読了日:10月15日 著者:天祢 涼
黙視論黙視論
読了日:10月14日 著者:一 肇
賛美せよ、と成功は言った (ノン・ノベル)賛美せよ、と成功は言った (ノン・ノベル)
読了日:10月13日 著者:石持浅海
パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)
読了日:10月12日 著者:似鳥 鶏
たーたん 2 (フラワーコミックスアルファ)たーたん 2 (フラワーコミックスアルファ)
読了日:10月12日 著者:西 炯子
初恋の世界 3 (フラワーコミックスアルファ)初恋の世界 3 (フラワーコミックスアルファ)
読了日:10月12日 著者:西 炯子
僕が殺しました×7 (角川ホラー文庫)僕が殺しました×7 (角川ホラー文庫)
読了日:10月11日 著者:二宮 敦人
小説の神様 (講談社タイガ)小説の神様 (講談社タイガ)
読了日:10月10日 著者:相沢 沙呼
分かれ道ノストラダムス分かれ道ノストラダムス感想
幼馴染の少年の死を受け止めきれない少女あさぎが受け取った遺品のノート。このノートがきっかけで同級生の少年八女君と不思議な青年久慈さんと出会う…。日常の謎系?ハートフルで心に傷を抱えた少女が成長する物語?まぁそれも間違ってはいないんだけどそれにしては荒療治。ページをめくりながら、一体この物語はどこへ行くのか?といい意味で裏切られ、一気読み。印象的な文章は沢山あったけど、一つだけ。「普通で平和だった日々を、私たちは高速で通り過ぎた。今はもうあまりにも遠い。」
読了日:10月09日 著者:深緑 野分
木足(もくそく)の猿木足(もくそく)の猿感想
舞台は明治。17年前の親友水口の死とその仇敵矢島を追う主人公奥井は玄蔵から連続異人殺しの捜査に誘われ、事件に矢島が関与しているらしいことから協力することになる。捜査上、とても目立つ義足の奥井をなぜ玄蔵が仲間に加えたか(手駒には困らなそうだが)が疑問だがなかなか読ませた。敢えて言えば現代の異人殺しと過去のエピソードのバランスが気になるしミステリとしては伏線が欲しかった。時代の転換点にいて己を見失わない主人公の姿はキャラ立ちは弱いがの魅力的である。銀魂の世界観と似てるかも?B
読了日:10月09日 著者:戸南 浩平
ラヴァーズ・キス (2) (別コミフラワーコミックス)ラヴァーズ・キス (2) (別コミフラワーコミックス)
読了日:10月08日 著者:吉田 秋生
ラヴァーズ・キス (1) (別コミフラワーコミックス)ラヴァーズ・キス (1) (別コミフラワーコミックス)感想
海街がきっかけで、藤井くんの過去が知りたくて読んだ。彼がお世話になってる叔母さんは海街にシャチ姉の先輩ナースとして登場するがこの作品ではあまり登場しないのが意外。朋章の初恋は彼女では?地元の名士藤井病院の闇はそれぞれの登場人物に語らせるだけなので物足りなさを感じるが作者が描きたいのはそこじゃないんだろう。美樹は兄が好きだったんだろうか。海街に里伽子は出てこないけど朋章とは順調なんだろうなぁって思う。
読了日:10月08日 著者:吉田 秋生
夏をなくした少年たち夏をなくした少年たち感想
突っ込みどころが多すぎる。登場人物全員の動機と行動が謎すぎて全員精神科を受診してほしいレベル。結局雪丸が一番まともだけどそれだけに彼の役割も謎。聖剣が過去の未解決傷害事件の被害者ならその線から捜査しない?一刑事が個人的に捜査ってありえない。都合よく関係者が一堂に会しすぎ。4歳の娘を常に小学六年生の兄に面倒見させる親もどうなのか。息子の先輩の奇行を撮影してビデオテープをママ友に回すのも充分奇行。信頼できない母親に簡単に娘を託す父親もどうなのか。妹殺しを自白されても20年も隠し続ける小6。突っ込んだら負け?C
読了日:10月07日 著者:生馬 直樹
政治的に正しい警察小説 (小学館文庫 は 17-1)政治的に正しい警察小説 (小学館文庫 は 17-1)感想
短編集。一番面白くないのを表題作にしてしまったのか。作者の興味は今別のところにあるのかもしれないが、やっぱり『秘密の海』とか『リビングウィル』などの福祉系に題材をとったもののほうが面白い。制度と実態の矛盾とかいくらでも題材はあると思うのでそういう物語が読みたい。『カレー』の方向で行くなら貴志祐介くらい突き抜けてほしい。
読了日:10月07日 著者:葉真中 顕

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