2013年12月の読書メーター

book meter monthly read

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数：56冊
読んだページ数：14377ページ
ナイス数：42ナイス

ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA)ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA)の感想
篠田節子愛に溢れた１冊。再録が半分あるとはいえ初出や書き下ろし、エッセイやインタビューも収録されている。こんな濃い内容をいきなり手軽に文庫で読めるなんてなんて太っ腹。編者解説によると『はぐれ猿』も近々文庫化予定だとか。楽しみ。
読了日：12月31日 著者：篠田節子
帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (3)帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく (3)の感想
１ページ目から笑いっぱなしでしたが、今まで何度もエッセイに登場したお祖母さんの亡くなった時のお話はしんみり来ました。
読了日：12月31日 著者：菅野彰
舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (カッパ・ノベルス)舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (カッパ・ノベルス)の感想
事件を捜査中の刑事が姪の何気ない一言からヒントを得、事件を解決する。というとよくある話のようだが、日常の謎的な事件（あるクラス全員の靴が盗まれたなど）と本物の殺人事件が結びつくと、だまし絵で隠れた絵が見えた時みたいなカタルシスがある。登場人物は強烈なキャラも多いが、それを短い言葉とエピソードで立体的に浮かび上がらせる文章力に脱帽です。
読了日：12月27日 著者：歌野晶午
リスの窒息リスの窒息の感想
携帯のアドレスから細川が立てた推理は納得がいかない。真っ先に考えられるのは家族全員が共犯の狂言誘拐の線だろう。あと、事件が外部に漏れる可能性を警戒しておきながら仕方なく協力を仰いだ社内の人に対する口止めの仕方が甘い。靴下のエピソードも弱い。汚れた靴下で周りに不信感を与えるよりは、普通の靴下を履かせたほうが犯人にとっても利点があるから。あと、鴨志田がココロを病んだ事件のエピソードもそんなに必要だっただろうか？…と、気になる点は多々あるもののスピーディで読みやすく続きが気になってほぼ一気読みでした。
読了日：12月27日 著者：石持浅海
新クロサギ 完結編 4 (ビッグコミックス)新クロサギ 完結編 4 (ビッグコミックス)の感想
完結編はこれまでの詐欺師を詐欺で騙し返すというより、詐欺が犯罪として正当に裁かれていない現状を描くことに力点が置かれていた。これまでこのシリーズを読んできて思うのは、詐欺にあわないために、人を信じないというのは違うということ。世の中はある程度性善説、信用で成り立っているので全てを疑ってしまうと生きていくこともできなくなる。ではどうすればいいのか。それは、知識をつけること。それは人を疑うということとは違う。そのことを教えてくれたこのマンガにとても感謝するとともに、読み切りスピンオフを切望している。
読了日：12月27日 著者：黒丸,夏原武
とめはねっ!鈴里高校書道部 12 (ヤングサンデーコミックス)とめはねっ!鈴里高校書道部 12 (ヤングサンデーコミックス)の感想
この巻は「恋愛編」。恋心を自覚したユカリと一条くん。そして結希はどちらを選ぶのか？
読了日：12月27日 著者：河合克敏
巻二 (源氏物語)巻二 (源氏物語)の感想
巻末にあらすじと読みどころが解説されているので必読。解説で説明されていた「光源氏が犯さなかったタブー２つ」が興味深かった。また、１巻から感じていたことだが全体的に仏教観が強い。源氏は海外にも研究者が多いがこういう宗教的な記述は無宗教の日本人より海外の方の方が受け入れやすいのかもしれない。
読了日：12月25日 著者：瀬戸内寂聴
隣人 (双葉文庫)隣人 (双葉文庫)の感想
短篇集。物語の行方は予想がつくものも多いがそこに至る過程は読んでいてぞくぞくする。最後の「雪模様」は予想を少し外した。
読了日：12月25日 著者：永井するみ
紅 〜ギロチン〜 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)紅 〜ギロチン〜 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
読了日：12月24日 著者：片山憲太郎
なかじまなかじま 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)なかじまなかじま 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日：12月21日 著者：西炯子
源氏物語 巻一 (講談社文庫)源氏物語 巻一 (講談社文庫)の感想
『あさきゆめみし』は本当に原作に忠実だったのですね。
読了日：12月21日 著者：瀬戸内寂聴
紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
読了日：12月20日 著者：片山憲太郎
電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)
読了日：12月20日 著者：片山憲太郎
恋 (ハヤカワ文庫JA)恋 (ハヤカワ文庫JA)の感想
ドラマやってたので再読。雛子が田中麗奈、布美子は石原さとみでした。
読了日：12月18日 著者：小池真理子
天使のナイフ (講談社文庫)天使のナイフ (講談社文庫)
読了日：12月16日 著者：薬丸岳
プチプチたんたんプチたんたん(1) (少年マガジンコミックス)プチプチたんたんプチたんたん(1) (少年マガジンコミックス)
読了日：12月16日 著者：氏家卜全
パズルゲーム☆はいすくーるX 6 (ボニータコミックスα)パズルゲーム☆はいすくーるX 6 (ボニータコミックスα)
読了日：12月16日 著者：野間美由紀
鏡花あやかし秘帖 (ノーラコミックス)鏡花あやかし秘帖 (ノーラコミックス)
読了日：12月16日 著者：今市子
闇色のソプラノ (文春文庫)闇色のソプラノ (文春文庫)
読了日：12月16日 著者：北森鴻
山賊ダイアリー(4) (イブニングKC)山賊ダイアリー(4) (イブニングKC)
読了日：12月14日 著者：岡本健太郎
山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)
読了日：12月14日 著者：岡本健太郎
山賊ダイアリー(2) (イブニングKC)山賊ダイアリー(2) (イブニングKC)
読了日：12月14日 著者：岡本健太郎
山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)
読了日：12月14日 著者：岡本健太郎
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
読了日：12月14日 著者：デイヴィッド・ゴードン
恋と軍艦(5) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(5) (講談社コミックスなかよし)
読了日：12月13日 著者：西炯子
ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)
読了日：12月13日 著者：末次由紀
うどんの国の金色毛鞠 3 (BUNCH COMICS)うどんの国の金色毛鞠 3 (BUNCH COMICS)
読了日：12月12日 著者：篠丸のどか
うどんの国の金色毛鞠 2 (BUNCH COMICS)うどんの国の金色毛鞠 2 (BUNCH COMICS)
読了日：12月12日 著者：篠丸のどか
ウツボラ(2)(完) (エフコミック) (エフコミックス)ウツボラ(2)(完) (エフコミック) (エフコミックス)
読了日：12月12日 著者：中村明日美子
ウツボラ(1) (F×COMICS)ウツボラ(1) (F×COMICS)
読了日：12月12日 著者：中村明日美子
いかさま海亀のスープいかさま海亀のスープ
読了日：12月11日 著者：楠本まき
乾からびた胎児 (ウィングス・コミックス)乾からびた胎児 (ウィングス・コミックス)
読了日：12月11日 著者：楠本まき
Another エピソード S (単行本)Another エピソード S (単行本)
読了日：12月11日 著者：綾辻行人
電波的な彼女 〜愚か者の選択〜 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)電波的な彼女 〜愚か者の選択〜 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
読了日：12月11日 著者：片山憲太郎
しずるさんと無言の姫君たち (星海社文庫)しずるさんと無言の姫君たち (星海社文庫)の感想
再読のはずがすっかり忘却していた。ミステリーの部分はともかく、思わせ振りな台詞回しはデビュー当時より磨きがかかっている。
読了日：12月9日 著者：上遠野浩平,国道12号
Ａｎｏｔｈｅｒ（下） (角川文庫)Ａｎｏｔｈｅｒ（下） (角川文庫)の感想
ホラーともミステリーともつかない。ゲームシナリオのようだという印象を再読でも感じました。
読了日：12月9日 著者：綾辻行人
Ａｎｏｔｈｅｒ（上） (角川文庫)Ａｎｏｔｈｅｒ（上） (角川文庫)
読了日：12月9日 著者：綾辻行人
心洗われる話 ちくま文学の森　２巻（全１０巻）心洗われる話 ちくま文学の森　２巻（全１０巻）の感想
そんなに『心洗われる』話じゃないところがミソか。
読了日：12月7日 著者：
ライトノベル(4) <完> (KCx ARIA)ライトノベル(4) <完> (KCx ARIA)
読了日：12月7日 著者：なるしまゆり
ライトノベル(3) (KCx ARIA)ライトノベル(3) (KCx ARIA)
読了日：12月7日 著者：なるしまゆり
ライトノベル(2) (KCx ARIA)ライトノベル(2) (KCx ARIA)
読了日：12月7日 著者：なるしまゆり
ライトノベル(1) (KCx ARIA)ライトノベル(1) (KCx ARIA)
読了日：12月7日 著者：なるしまゆり
あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)の感想
もっと枚数使って欲しいエピソードいっぱいあった。ふね屋や島次さんのその後とか、二人の偽巫女とか。そもそもメインの事件も謎の全てが解決してないように感じるが、この物語の主眼はおりんの成長だからこれでいいのか。
読了日：12月7日 著者：宮部みゆき
あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
読了日：12月7日 著者：宮部みゆき
金魚屋古書店 15 (IKKI COMIX)金魚屋古書店 15 (IKKI COMIX)の感想
ブギーポップ！黒っぽいのとか名作だけじゃなくて入手容易でややマイナーくらいの作品を取り上げてくれると嬉しい。『鞄図書館』とか(笑)
読了日：12月6日 著者：芳崎せいむ
電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
読了日：12月6日 著者：片山憲太郎
北乃杜高校探偵部 (講談社ノベルス)北乃杜高校探偵部 (講談社ノベルス)の感想
この４人組初登場の物語、既出？読みたいな。どれもよかったけど特に最後のはいい解決編だったと思う。
読了日：12月5日 著者：乾くるみ
文豪ストレイドッグス (3) (カドカワコミックス・エース)文豪ストレイドッグス (3) (カドカワコミックス・エース)の感想
太宰の部下が芥川というのがどうしても違和感。あと泉鏡花が女の子なところ。
読了日：12月4日 著者：春河35
きのう何食べた?(8) (モーニングKC)きのう何食べた?(8) (モーニングKC)の感想
「死ぬの？」が最高によかった！
読了日：12月4日 著者：よしながふみ
貴族探偵 (集英社文庫)貴族探偵 (集英社文庫)の感想
「こうもり」はすっかり騙された！頭の中「？？？」ってなって読み返してしまった。やられた！
読了日：12月4日 著者：麻耶雄嵩
大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)
読了日：12月2日 著者：大泉洋
テラフォーマーズ 7 (ヤングジャンプコミックス)テラフォーマーズ 7 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：12月1日 著者：橘賢一
あたしンち 19巻あたしンち 19巻
読了日：12月1日 著者：けらえいこ
鬼灯の冷徹(11) (モーニングKC)鬼灯の冷徹(11) (モーニングKC)
読了日：12月1日 著者：江口夏実
耳をふさいで夜を走る (徳間文庫)耳をふさいで夜を走る (徳間文庫)の感想
最初は未確認危険生物的なモンスターを期待してたんだけど、そこは案外普通だった。歯磨きのエピソードがなんか好き(笑)
読了日：12月1日 著者：石持浅海
お釈迦様もみてる 蛍のヒカル (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)お釈迦様もみてる 蛍のヒカル (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)の感想
柏木の真心を切り刻んでばら蒔く祐麒が好き。
読了日：12月1日 著者：今野緒雪

読書メーター