2015年1月の読書メーター

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6534ページ
ナイス数:98ナイス

君曜日2 ─鉄道少女漫画3─ (楽園コミックス)君曜日2 ─鉄道少女漫画3─ (楽園コミックス)感想
すっかり少女マンガ。ゴルゴのとこで腹抱えて笑った。あとみさっちゃんの小ネタも。例の彼女問題もう少し引っ張ると思いきや意外。個人的にはここまで鉄鉄してないで、亜子ちゃんが普段乗ってる小田急線を物語に沿えてくれればそれでいいのだけどなぁ。読み切りの短いエピソードで読みたい。おまけマンガに作者の小田急線愛が溢れてるので必読。若い子のれんあはどうでもいいので(おい)駅員さん再登場希望!
読了日:1月31日 著者:中村明日美子
いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)いま見てはいけない (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫)感想
ヒッチコックの『鳥』の原作者によるサスペンスホラー。表題作は、最後に題名の意味が分かってぞっとする。次の真夜中とその次のボーダーは、導入と途中までのスリルはとてもいいが最後がいまいち。次の十字架は愉快な群像劇。キリスト教や聖書の素養があればもっと面白いんだろう。最後はSFの小品。解説にある通りこのネタは現代では珍しくなく、今ならもっとスマートに描けるだろう。けれど、マッドサイエンティストに巻き込まれる主人公や周りの登場人物が魅力的でSF苦手な私でも面白かった。
読了日:1月31日 著者:ダフネ・デュ・モーリア
はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか (文春文庫)はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか (文春文庫)感想
文庫化で再読。SFに疎いのでモトネタは知らない。単行本が2011年だが今読んでも全く古さは感じない。だってテーマは食品偽装に未知の病原体にレアメタル。特にラストのエデンは題名からして皮肉だと思ったがこれもモトネタがあるのか。軍艦島を思い出した。多分、作者はどちらの世界も否定はしていないんだろうと感じた。
読了日:1月29日 著者:篠田節子
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)感想
毒はないです。働くということ、貧困とは?ということがテーマになっています。
読了日:1月27日 著者:西原理恵子
インドクリスタルインドクリスタル感想
インドというとカースト制度、くらいしか知らない。それでも近年経済的に成長しているらしいということは聞こえて来ていた。インドで商取引を行う日本人の目を通して、異文化の底知れないところに触れた気がした。自分の知っている正しさや正義は所詮、狭い範囲でしか通用しない。郷にいっては郷に従えという言葉の通り相手の価値観や文化を理解し尊重するのが大切だけれどそれは正論でもある。主人公の会社社長は、ロサと出会って影響を受けたところもあるが、ある意味彼は彼で最後までぶれなかったのかも知れない。
読了日:1月26日 著者:篠田節子
月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ)月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ)
読了日:1月22日 著者:木原音瀬
月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ)月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ)
読了日:1月22日 著者:木原音瀬
つれづれ、北野坂探偵舎  ゴーストフィクション (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション (角川文庫)感想
シリーズ3作目。2作目くらいから面白くなってきた印象。作中にもあるが、この作品はフィクションとノンフィクションの境界が曖昧。といってもメタ的なものではなくむしろもっとわかりやすい。作者は、作者の独りよがりで強引に物語を進めない。作者が先走る時は編集者がストップをかける。ここで言う作者とは雨坂続であり河野裕でもある。昨今しばしば見かける、作者の意図は分かるけど読者を説得できてない作品の作者に是非読んで欲しい。あとこの作品のどこにもBL要素がないのに表紙やチラシで妙なアオリをつけるのはむしろマイナス。
読了日:1月19日 著者:河野裕
文豪ストレイドッグス (6) (カドカワコミックス・エース)文豪ストレイドッグス (6) (カドカワコミックス・エース)
読了日:1月17日 著者:春河35
鉄道少女漫画鉄道少女漫画
読了日:1月14日 著者:中村明日美子
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
読了日:1月14日 著者:三上延
つれづれ、北野坂探偵舎    著者には書けない物語 (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語 (角川文庫)
読了日:1月14日 著者:河野裕
その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)感想
ランキング1位ということで期待して読んだ。期待以上と言ってもいいかも知れない。ただしミステリというよりは訳者後書きにある通り、犯罪小説か。アレックスという女は何者なのか。終盤、エピソードに既視感があり、一瞬がっかりするものの、以降に明かされる事実と、アレックスの行動の意味が全て開示されて、驚愕の連続。そして捜査をする刑事達も大変魅力的。3冊の本を読みきった気持ち。満足でした。
読了日:1月12日 著者:ピエールルメートル
セカンド・セレナーデ―full complete version (新装版) (ビーボーイノベルズ)セカンド・セレナーデ―full complete version (新装版) (ビーボーイノベルズ)
読了日:1月11日 著者:木原音瀬
文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 (角川ビーンズ文庫)文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 (角川ビーンズ文庫)感想
いい相棒じゃないですか。国木田と太宰。
読了日:1月8日 著者:朝霧カフカ
人間の顔は食べづらい人間の顔は食べづらい感想
五賞用。横溝賞最終候補作。これは、五賞とは別に読もうと思ってた。期待通りこれがデビュー作か!と思うくらい文章が達者。極端なくらい説明が少ないのはラノベ的で私にはむしろ読みやすかった。ホラーチックな設定でちょっとコメディー調でもあり、読み進めると案外ミステリ。推理が二転三転していって、それなりの大オチも用意されていて最後のページまで楽しめた。A+++
読了日:1月7日 著者:白井智之
天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV感想
作者は民俗学もののほかに、古美術もののシリーズもある。これらはしばしばコラボして読者を楽しませてくれた。古美術ものにしばしば扱われる題材に贋作を扱ったものがあった。このたび、執筆者の浅野氏の後書きを読んで浮かんだのはそのことだった。つまり、浅野氏は北森鴻ファンのために北森の筆をなぞるようにこの作品を書いたのではないか。この作品は、浅野氏の高い技術と北森作品に対する思いと北森読者へ、北森作品として届けたいという思いから完成したのだと感じた。
読了日:1月6日 著者:北森鴻,浅野里沙子
青春鉄道 2015年度版 (MFコミックス ジーンシリーズ)青春鉄道 2015年度版 (MFコミックス ジーンシリーズ)
読了日:1月6日 著者:青春
とめはねっ!鈴里高校書道部 13 (ヤングサンデーコミックス)とめはねっ!鈴里高校書道部 13 (ヤングサンデーコミックス)
読了日:1月6日 著者:河合克敏
あたしンち 20巻あたしンち 20巻
読了日:1月6日 著者:けらえいこ
進撃の巨人(15) (講談社コミックス)進撃の巨人(15) (講談社コミックス)
読了日:1月6日 著者:諫山創
無罪世界 (ビーボーイノベルズ)無罪世界 (ビーボーイノベルズ)
読了日:1月6日 著者:木原音瀬
塞の巫女 甲州忍び秘伝 (朝日文庫)塞の巫女 甲州忍び秘伝 (朝日文庫)
読了日:1月6日 著者:乾緑郎

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