2015年3月の読書メーター

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:7156ページ
ナイス数:66ナイス

舟を編む (光文社文庫)舟を編む (光文社文庫)感想
文庫化で再読。やっぱり西岡がいいよ西岡。
読了日:3月31日 著者:三浦しをん
パズルゲーム☆ラグジュアリー 3 (白泉社レディースコミックス)パズルゲーム☆ラグジュアリー 3 (白泉社レディースコミックス)
読了日:3月30日 著者:野間美由紀
中国嫁日記(四)中国嫁日記(四)
読了日:3月30日 著者:井上純一
冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)冬空トランス (樋口真由“消失”シリーズ)
読了日:3月30日 著者:長沢樹
母の肖像―短篇名作選母の肖像―短篇名作選感想
作者の郷里の、北の街の市場内の書店で購入。古い本ですが、現役です。
読了日:3月27日 著者:三浦哲郎
小説あります (光文社文庫)小説あります (光文社文庫)感想
そもそも主人公が神田の古書店で件の書籍を入手したことが、あまりにもできすぎな偶然と思い、最後まで違和感が拭えなかった。メタフィクションのような気分を味わえたのはよかった。こういう構造の作品がしばしばそうであるように、徳丸氏とその作品があまり魅力的でない。兄弟対決はそれなりに面白いけれど、金持ちのぼんぼんが自分探しをしただけの物語とも見える。人は何故、小説を読むのかといことを考えるきっかけになったのはよかった。
読了日:3月25日 著者:門井慶喜
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC)
読了日:3月23日 著者:竜田一人
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)
読了日:3月23日 著者:竜田一人
決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)
読了日:3月23日 著者:蛇蔵
生徒会役員共(11) (講談社コミックス)生徒会役員共(11) (講談社コミックス)
読了日:3月23日 著者:氏家ト全
林檎とパイプ―父と娘の往復書簡 (1980年)林檎とパイプ―父と娘の往復書簡 (1980年)感想
小説家の父と浪人生、後に大学生となる娘の往復書簡。雑誌に連載したものの単行本。私は三浦哲郎という作家が好きで作品を読んできたが、今まで見たことのない父の顔を存分に味わうことができた。それにしても、娘の晶子さんの文章の上達ぶりが凄まじく、後半から、完全に「小説の文章」になっていた。絶版のため図書館で借りて読んだが、復刊してくれないかな。時々。生き方に迷った時や疲れた時、手に取りたい本だ。
読了日:3月18日 著者:三浦哲郎,三浦晶子
かむろば村へ 下 (ビッグコミックススペシャル)かむろば村へ 下 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:3月17日 著者:いがらしみきお
かむろば村へ 上 (ビッグコミックススペシャル)かむろば村へ 上 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:3月17日 著者:いがらしみきお
恋と軍艦(7) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(7) (講談社コミックスなかよし)
読了日:3月15日 著者:西炯子
神は細部に宿るのよ(4) (ワイドKC Kiss)神は細部に宿るのよ(4) (ワイドKC Kiss)
読了日:3月15日 著者:久世番子
ノア・P・シングルトンの告白 (ハヤカワ・ミステリ文庫)ノア・P・シングルトンの告白 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
期せずして、一つ前に読んだ『邪悪な少女たち』とよく似ていた。死刑囚のノアの元に、被害者の母親が面会に訪れ、ノアの恩赦を嘆願している、という冒頭の提示はとても魅力的。主眼は、被害者の母親の目的と、ノアは、有罪か無罪かってことだろう。だがそこからが、回りくどくて、結局何が起きたのか意味不明だったり、勿体つけた割に大したことなかったり。結局あれってどうなったの?と拍子抜けするこエピソードも多数。個人的早川文庫衝動買いシリーズ(?)は一勝一敗でした。
読了日:3月14日 著者:エリザベス・L.シルヴァー
邪悪な少女たち (ハヤカワ・ミステリ文庫)邪悪な少女たち (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
想像した内容とは違っていたけど、物語に引き込まれてページをめくる手が止まらなかった。過去と現在が交差する構成もいい。本当に怖いのは誰?真実なんて何の意味もない。事実とは出来事を解釈する人のものだ。しかしその中にあって自分を見失わずにいるためにはどうしたらいいんだろう?人と人がわかりあうことはできるのか?過去を踏まえて、その人自身を自分の目で見て判断することができるんだろうか?等など、いろいろなことを考えました。
読了日:3月12日 著者:アレックスマーウッド
総理大臣暗殺クラブ (単行本)総理大臣暗殺クラブ (単行本)感想
ラノベ並にキャラ立ちがすごい。極端な彼らだけど、誰かには心引かれるんじゃないかな。時々、はっとするような表現があり、読ませる。高校生にとって親がいなくなることは、親が高校生の子供を失うより困ることが多い、とか。途中で総理大臣の暗殺は?という展開になるけど、最後まで気を抜かずに読むこと!
読了日:3月9日 著者:白河三兎
パーム (37) TASK II (ウィングス・コミックス)パーム (37) TASK II (ウィングス・コミックス)
読了日:3月8日 著者:獸木野生
料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)料理人 (ハヤカワ文庫 NV 11)感想
奇妙な物語。一体どこからおかしくなったのか?が曖昧に見えるところもまた恐ろしい。要するに、人心は胃袋で掴めってことですかね。
読了日:3月8日 著者:ハリー・クレッシング
ジェシカが駆け抜けた七年間について (ミステリー・リーグ)ジェシカが駆け抜けた七年間について (ミステリー・リーグ)
読了日:3月7日 著者:歌野晶午
緑の毒 (角川文庫)緑の毒 (角川文庫)感想
川辺の心のありようが、一番読みごたえあった。いずれ破滅する予感はあったが、もう少し、川辺中心の物語を読みたかった。といっても女達の復讐物語も別物として面白かった。魅力的な人物ばかりで、それぞれを主役に据えた別の物語が読んでみたい。
読了日:3月6日 著者:桐野夏生
思索の源泉としての鉄道 (講談社現代新書)思索の源泉としての鉄道 (講談社現代新書)
読了日:3月5日 著者:原武史
ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)感想
勝手な分類で恐縮だが、作者、近藤史恵の作品には「白」と「黒」がある。この作品は「白」に分類したい。人の心とは、ほんの小さなことで幸福を得たり失ったりするものなのだと気づかされる。ただし、「ほんの小さなこと」の中に、スープの中の目に見えない具のように、溶けているものがあると思う。ある意味それは怖いことだが。洒落た装丁はそのままお手軽な文庫で読めるのがありたい。日常的に『パ・マル』のようなビストロに出入りしている人も、今日も明日もコンビニ飯の人も、お客様は選びません。どなたでも心が満たされます。
読了日:3月4日 著者:近藤史恵
ねじの回転 (新潮文庫)ねじの回転 (新潮文庫)
読了日:3月4日 著者:ヘンリー・ジェイムズ
宇宙兄弟(25) (モーニング KC)宇宙兄弟(25) (モーニング KC)
読了日:3月3日 著者:小山宙哉
説きふせられて (岩波文庫)説きふせられて (岩波文庫)
読了日:3月3日 著者:ジェーンオースティン

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