2016年5月の読書メーター

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5286ページ
ナイス数:89ナイス



はじめてのひと 1 (マーガレットコミックス)はじめてのひと 1 (マーガレットコミックス)
読了日:5月25日 著者:谷川史子
俺物語!! 12 (マーガレットコミックス)俺物語!! 12 (マーガレットコミックス)感想
なかなか良巻である
読了日:5月25日 著者:アルコ
ミストレス (光文社文庫)ミストレス (光文社文庫)感想
特に統一されたテーマはないが、肩書きと行動、内面との解離を考えさせられた。官能小説のような表紙はどうにかならなかったのか。そら、多少そういうシーンはあるけれどもさ。
読了日:5月23日 著者:篠田節子
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)感想
読みながら、宮沢賢治の世界にいるような気がしました。(特にエスプレーソ)
読了日:5月19日 著者:吉田篤弘
親しい友人たち (山川方夫ミステリ傑作選) (創元推理文庫)親しい友人たち (山川方夫ミステリ傑作選) (創元推理文庫)感想
夏の葬列を初めて読んだのはいつだったか。一番再読している短編かもしれない。しかし、作者のことは夭逝したことくらいであまりよく知らず。今回この作品集を読んで、本当に惜しい作家が亡くなってしまったのだと思い知らされました。解説にあった、純文学とエンタメの架け橋については考えさせられました。
読了日:5月19日 著者:山川方夫
ラスト・ウィンター・マーダー (創元推理文庫)ラスト・ウィンター・マーダー (創元推理文庫)感想
待ってた時間を思い出して、ゆっくり読むつもりが、ロボズ·ノッドのズッコケ3人組がどうなってしまうのか。気になって結局ほぼ一気読みでした。人は生まれか育ちか。永遠のテーマであるがここまで過酷な設定の主人公がかつていただろうか。そしてこの作品はその答えは出していないと思う。一応、ハッピーエンドと言っていいと思うが最後まで油断しないこと。この深みが本当にいい!
読了日:5月19日 著者:バリー・ライガ
静かな哄笑―怪奇ミステリー傑作集 (光文社文庫)静かな哄笑―怪奇ミステリー傑作集 (光文社文庫)感想
追悼読書。様々な意味で旧きよき時代のことか。『避けた眠り』は催眠がトンデモ科学として信じられていた頃のことか。ところで昔の人はこんなに性欲魔神だったの?
読了日:5月16日 著者:戸川昌子
34歳無職さん (7) (MFコミックス フラッパーシリーズ)34歳無職さん (7) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
読了日:5月16日 著者:いけだたかし
34歳無職さん 6 (MFコミックス フラッパーシリーズ)34歳無職さん 6 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
読了日:5月16日 著者:いけだたかし
34歳無職さん 5 (MFコミックス フラッパーシリーズ)34歳無職さん 5 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
読了日:5月16日 著者:いけだたかし
34歳無職さん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)34歳無職さん 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
読了日:5月16日 著者:いけだたかし
34歳無職さん 3 (フラッパーコミックス)34歳無職さん 3 (フラッパーコミックス)
読了日:5月16日 著者:いけだたかし
スクールカースト殺人教室 (新潮文庫nex)スクールカースト殺人教室 (新潮文庫nex)感想
スクールカーストものはお腹一杯と思いつつ、つい手に取ってしまった。結果予想の範囲を越えず。クラス内のカーストやいじめの内容にも目新しいものはなかった。それより、正義感の強すぎるクラス委員のことり、いじめられた過去をもつ刑事南と、そこにに付きまとう事件記者環奈はかつてのいじめっ子。南のよき相棒の先輩刑事屋敷。これらの人々の設定を生かしきれず、勿体無い。初恋の相手と再会したものの、カーストの違いで関係が最悪になる美奈子の物語も中途半端。カーストの頂点の麻耶や美奈子の旧姓に仕掛けたお遊びも正直趣味が悪い。
読了日:5月8日 著者:堀内公太郎
流感想
主人公秋生が祖父の死の謎を追いながら、その来歴をなぞることで台湾の歴史を感じ、また、それとは無関係に秋生の人生に起きた出来事から現代につながる台湾の情勢を理解できる。周囲の人々についても、質量ともに適当なエピソードと随所の笑い(但しグロやシモに走りがちなので好みは分かれるだろう)がもたらす圧倒的なリーダビリティ。 兄弟分の契りは絶対で、そこに主義主張は関係ない。復讐は復讐を生み、将来の禍の種はそこらに転がっているのかもしれない。でも、刹那的というんでなく、今のこの幸せを感じるために生きているんじゃないか。
読了日:5月7日 著者:東山彰良
レインマン 2 (ビッグコミックススペシャル)レインマン 2 (ビッグコミックススペシャル)感想
巨匠星野之宣が『脳』の謎に迫る。『アダムの創造』が脳を表しているというのは有名な話?脳梁を切断した実験はとても興味深かった。人間は無意識に支配されているってよく聞く話だけど実際はそれほど単純なことではない。今回は『脳』の他に『並行世界』も登場。あとは最初からずっと『水』。そういや水って電気を通すよね。
読了日:5月6日 著者:小学館
慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)感想
文庫ランキングがきっかけで手に取りました。吉村昭は読んだけどこちらはノンフィクションと言うことでまた違った印象を受ける。吉村昭はあくまで「小説」であった。本書は、特に当事者の証言が生々しく心に迫る。また、著者の経歴に由来する視点がまとめると「畏怖」であることが強く印象に残った。熊にも人間にも片寄ることないフラットな視点はノンフィクション作品として好印象でした。
読了日:5月6日 著者:木村盛武
圏外編集者圏外編集者感想
新聞書評で読んでから気になってた。語り下ろしによる自伝。才能と時代が追い風となって「都築響一」ができたことがよくわかる。昔は色々なことに寛容だったんだろう。徒に過去を美化するのではないが、面白い時代だったんだろうとそこは素直に羨ましい。その代わり、今は今しかできないこともある。半径5メートルの人間関係に一喜一憂してないで、なんか面白いことないかな?とアンテナを張っていたいと思った。
読了日:5月4日 著者:都築響一
パズルゲーム☆ラグジュアリー 5 (白泉社レディースコミックス)パズルゲーム☆ラグジュアリー 5 (白泉社レディースコミックス)
読了日:5月3日 著者:野間美由紀
定本 百鬼夜行 陰 (文春文庫)定本 百鬼夜行 陰 (文春文庫)
読了日:5月1日 著者:京極夏彦

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